サタンオオカブトの基本的な飼育方法【幼虫】

【管理温度】
サタンオオカブトの生息地域は標高1000~2800mの熱帯雨林になます。また、標高の高い地域に生息しているため飼育温度も他のカブトムシに比べ低温になります

そのため、幼虫の飼育温度も18℃~23℃を保ちましょう。

【飼育容器】
飼育ケースは♂小ケース~中ケース(4L~7L)。♀1.5Lボトル~小ケース(1.5L~4L)。成長に合わせ段階的に大きな容器に変えても良いです。

【エサ】
幼虫飼育では幼虫用の発酵マットを使用します。

種類も豊富なため、お気に入りの発酵マットを選んでみましょう。

頻繁にマットの種類を変えると幼虫のストレスになりますので、できるだけ同じ発酵マットで飼育させましょう。

また、発酵マットには適度な水分が必要になります。手で握ったときに塊になる程度が目安です。

サタンオオカブトは気持ち水分多めの方が良く育つ傾向があります。

エサ交換

マット交換の頻度は、フンが目立ってきたら(2~3か月)交換します。

マットの減りが早かったり、コバエ、線虫等が大量に発生した場合は早めに交換しましょう。

蛹~羽化

栄養満点の発酵マットを食べ大きく成長した幼虫は、1年半~2年半の歳月を経てサナギになります。

幼虫は蛹室(サナギになるための部屋)を作り、サナギになります。

サナギはエサを食べず、1ヶ月半~2ヶ月半で成虫に羽化します。

羽化してから1ヶ月半~2ヶ月半は蛹室の中で動かず休眠しています。

その後、成虫として活動を開始します。

まとめ

・直射日光の当たらない場所で、飼育温度は18℃~23℃を保ちましょう。

・特に温度管理は気を付けましょう。

・飼育ケースは♂小ケース~中ケース(4L~7L)。♀1.5Lボトル~小ケース(1.5L~4L)。

・幼虫飼育では幼虫用の発酵マットを使用します。

・フンが目立ってきたら(2~3か月)交換します。