【管理温度】
アトラスオオカブトは東南アジア一帯に広く分布しています。日本のような四季は無く年間を通して20℃以上な環境です。
そのため、幼虫の飼育温度も20℃~25℃を保ちましょう。高めの温度では早く成長する傾向があります。
【飼育容器】
飼育ケースは♂小ケース~中ケース(4L~7L)。♀1.5Lボトル~小ケース(1.5L~4L)。成長に合わせ段階的に大きな容器に変えても良いです。
【エサ】
幼虫飼育では幼虫用の発酵マットを使用します。
種類も豊富なため、お気に入りの発酵マットを選んでみましょう。
頻繁にマットの種類を変えると幼虫のストレスになりますので、できるだけ同じ発酵マットで飼育させましょう。
また、発酵マットには適度な水分が必要になります。手で握ったときに塊になる程度が目安です。
【エサ交換】
マット交換の頻度は、フンが目立ってきたら(2~3か月)交換します。
マットの減りが早かったり、コバエ、線虫等が大量に発生した場合は早めに交換しましょう。
【蛹~羽化】
栄養満点の発酵マットを食べ大きく成長した幼虫は、10ヶ月~2年の歳月を経てサナギになります。
幼虫は蛹室(サナギになるための部屋)を作り、サナギになります。
サナギはエサを食べず、1ヶ月~2ヶ月で成虫に羽化します。
羽化してから1ヶ月~2ヶ月は蛹室の中で動かず休眠しています。
その後、成虫として活動を開始します。
まとめ
・直射日光の当たらない場所で、飼育温度は20℃~25℃を保ちましょう。
・飼育ケースは♂小ケース~中ケース(4L~7L)。♀1.5Lボトル~小ケース(1.5L~4L)。
・幼虫飼育では幼虫用の発酵マットを使用します。
・フンが目立ってきたら(2~3か月)交換します。